Interview

Toru Inoko

CTO

Profile

北海道大学大学院情報科学研究科修士課程修了後、大手SI企業を経て、株式会社リクルートテクノロジーズ(現リクルート)の各種大規模サービスのTech Lead / リードアーキテクト / リードSREを歴任。 2020年1月に当社Lead Engineer兼Engineering Managerとして参画し、現在はCTO/VPoEとして、成果とやりがい・楽しさを両立するエンジニアリング組織づくりに注力。

常に社員と共に組織や技術基盤を作っていく事を意識しています

現在の仕事内容について教えてください

現在、主に3つの業務に取り組んでいます。

1つ目は「エンジニアの組織づくり」です。組織として成果を出しながら、社員が楽しく・やりがいを持ち、且つ成長できる環境を大切にしています。4半期に1度実施している部会や日々のコミュニケーションを通じ、社員のWILL(やりたいこと)やニーズを吸い上げつつ、組織としてのやるべきことをすり合わせられる様に意識しています。トップダウンのみではなく、常に社員と共に組織や技術基盤を作っていく事を意識しています。
ここは現在まだ小規模の企業だから出来ることであり、出来るだけ皆さんの声を戦略に反映させることにより当事者意識を高めたいと考えています。

2つ目は「採用活動」です。会社の魅力を認知してもらう広報活動と、実際の採用実務を通して候補者の方に会社の魅力を感じてもらうことに取り組んでいます。採用活動は全社施策であり、面接には、私をはじめCEOやチームリーダー層が面接官として対応させていただいています。より双方の入社後の満足度を上げるため、現場の観点は必要不可欠なので全社を巻き込みながら採用活動を進めています。

3つ目は「プロジェクト管理・運営」です。当社では常時50件程度のプロジェクトが進行しており、クリティカルな問題が発生した際の解決・意思決定対応を行いながら、効率的なプロジェクト運営のプロセス策定も行っています。

これまでのご経歴について教えてください

新卒で大手SIerの研究開発部門に入社し、エンジニアとして先端技術のビジネス応用について検討していました。その中でより事業主体者としてエンジニアリングに関わりたいという思いから転職をしました。

2社目では、toC向けのサービス開発に携わり、スマホアプリやWEB、インフラなど幅広い技術領域を担当しました。エンジニアとしてだけでなく開発責任者として数十〜数百名のチームをマネジメントをしながら、大規模サービス開発にも携わりました。約5年間、ソフトウェアエンジニア、アーキテクト、プロジェクトマネージャー、開発責任者といった複数の役割を横断的に経験しました。

その後、InsightEdgeに1人目のプロパー社員として入社し、現在に至ります。

当時は、CEO、CTO、住友商事からの出向者、業務委託の方々の数名しかおらず、私はリードエンジニア兼エンジニアリングマネージャーとして参画をしました。IoTやWEB、業務のBPOなど幅広い領域のプロジェクトに関わり、役割としてもコンサルタントやプロジェクトマネージャー、エンジニアリングマネージャーなど多岐にわたっていました。

組織が20名から50名、そして現在の70名規模へと成長していく中で、私自身の役割もエンジニアリングチームのリーダーからジェネラルマネージャー、CTOへと変わり、エンジニアリングの組織全体を統括する立場を担っています。

Insight Edgeへの入社を決めた理由は?

2社目で経験したToC向けのビジネスモデルについては、一定やり尽くしたと感じていました。ビジネスモデルが同じだと、システムのアーキテクチャや課題も似てくるため、エンジニアとしての成長にも課題を感じており、新しいチャレンジの場を探していました。

そんな中、Insight Edgeの元CTOであり、私が新卒で入社した会社の上司でもあった方に声をかけてもらったことが転職のきっかけでした。

単一のビジネスモデルではなく、複数のビジネスの場があり、内製組織としてビジネス側のメンバーと1つのチームを組みながら裁量を持って取り組めると聞き、強く魅力を感じました。複数のビジネスモデルや、Webだけではなく、物理的なフィールドがあることで、さまざまな課題に対して多角的にアプローチ(今後はロボティクス等も)できる面白さがあると思いましたし、立ち上がったばかりの会社ということで、社内文化や規律もこれから形成されていく”カオス”な状況に身を置き、自分をさらに成長させたいという思いがありました。

前職はドメスティックな会社だったため、住友商事の扱うグローバルな案件に携われること、そして住友商事の優秀なビジネスパーソンの方々と一緒に仕事ができることにより、ビジネスサイドとして自分のスキルアップと仕事の楽しさの両方を得られると感じました。

内製組織として、幅広い事業に入り込んで課題解決を推進出来る点が魅力です

入社時期から今にかけて、組織にどんな変化がありましたか?

単純に人が増えましたよね(笑)

入社当初は10名に満たない規模でしたが、設立から6年で70名まで拡大し、組織としてできることの「量」と「種類」が大きく増えました。初期はエンジニアとデータサイエンティストのみの体制で、限られた範囲の業務しか対応できませんでしたが、現在ではデザイナー(体験設計チーム/共創設計チーム)やセールスコンサルタント、さらに新しい技術を調査・検証するイノベーションハブチームも加わり、課題発掘からデリバリまで一気通貫で遂行できるようになりました。その結果、チームとしての組成力が高まり、より多面的にサービス価値を提供できる組織へと成長しています。

また、組織としてより一体となって成果を出していくために、MVVや技術戦略についても議論を重ねています。我々は「どのような企業であるべきか」そこに向かって「どのような機能を備えるべきか」を会話してきました。日々技術のアップデートがある中、常に戦略はアップデートされていくものですが、より一体感と成果を出せる環境が整ってきていると感じています。

一方で、個々の自由や挑戦心を大切にする文化も維持したいと考えています。CTOとしては、成果を生み出しながら新しい技術へのチャレンジを促し、成長機会を広げること、そして得た知見を組織内に伝播させることで、個人の自由と組織の成長が共存できる環境を作っていきたいと思っています。楽しさと成果を両立したいですね!

Insight Edgeに入社するメリットは?

私や他の社員も共通して感じているのが、「幅広いドメインフィールドがあること」です。これは、総合商社である住友商事の内製機能として活動している私たちの大きな魅力だと思っています。

単純なWebだけにとどまらず、実際の物理的な環境を持つ事業領域に関われるのは強みです。例えば、小売スーパーや工場などの現場に赴き、リアルな課題を自分達の目で見ながら対応できるのは非常に面白く、現場の人から直接感謝の言葉を伝えられることに喜びを感じる方は多いです。

また、住友商事のDXセンターと一体となって各事業にアプローチできる体制も、大きな強みだと思います。外部のベンダーとしてユーザーにアプローチするのではなく、事業の中に入り込んで一緒に課題解決を進められるという点が、他社との大きな違いです。さらに、各事業会社との強いコネクションがあることで、本質的なDXや内製化など戦略レベルの課題にも踏み込んでいけるのは魅力だと思います。

Insight Edgeは設立6年目を迎え、まだまだこれからも成長していく段階です。社内文化や組織体制の面でも、解決すべき課題が多くあります。プロジェクトに携わりながら組織の改善にも主体的に取り組みたい方には、とても良い環境だと思います。熱量を持って挑戦する方には、どんどん裁量を渡していく文化があるので、自ら手を挙げてチャレンジしたい人にとっては、きっと活躍できる場だと思います。

来てもらいたいのは「やり抜く」「やってみる」「みんなでやる」を日々の仕事で体現できる人

Insight Edgeにマッチすると思う人について教えてください

「バリューに共感して、それを業務の中で体現できる人」だと考えています。

当社の行動指針は「やり抜く」「やってみる」「みんなでやる」の3つです。

「やり抜く」は、当事者意識を持って案件や業務を自分ごととして捉え、最後までやり遂げられる人。「やってみる」は、現状にとどまらず、技術やドメインに対する好奇心を持って知識を深め、プロジェクトの中で新しい可能性にチャレンジできる人。そして「みんなでやる」は、周囲を巻き込みながら、1人では成し得ない大きな成果を生み出せる人。

実際に当社で成果を出している方を見ても、この行動指針に沿って行動をしている人が多いと感じます。単にスキルが高いだけでなく、バリューを日々の仕事の中で体現しながらチーム全体を前に進めていける。そんな人が、やはり活躍している印象ですね。

また、年度末にバリューをより強く体現している社員を表彰する「Insight Edge Award」があります。バリューを意識しながら働くモチベーションが自然と高まり、組織全体としても文化の定着が進んできていると感じます。

今後の展望は?

今はありがたいことに、ユーザーから様々な案件の相談をいただいています。ただ、リソースの制約もあり、すべてにお応えできていない現状です。採用をより強化していき、組織として提供できるビジネス価値の出せる総量を増やしていきたいと考えています。

特に、住友商事の重点領域に合わせ、当社も重点アカウントを設定しています。重点アカウントに対し、一定の体制を整え継続的な案件の中でドメイン知識を拡充しながら関係性を構築し、より大きな価値提供に繋げていきたいと思っています。

また、海外ニーズも着実に増えています。現状、海外案件は全体の約1割ほどですが、住友商事の売上の大半が海外事業であることを踏まえると、今後さらに拡大していく余地が大きいと感じています。住友商事のアメリカ拠点とシンガポール拠点に年に1〜2回ほど訪問しており、現地の投資先企業とのプロジェクト組成にも取り組んでいます。

さらに、月に1度は住友商事グループ企業の海外拠点の方々と技術的なコミュニケーションを行い、案件の獲得に向けた情報交換を進めています。ちょうど最近も、そこから新しい案件のご相談をいただきました。今後は、こうした動きを継続的に広げながら、海外での案件拡大や拠点設立を通じて、グローバルでの価値提供をさらに加速させていきたいと考えています。

入社をご検討されている方に向けて、メッセージをお願いします

現在は70名規模の組織になりましたが、幅広いビジネスドメインや、内製組織としての役割を担う中で、まだまだ組織としてもやるべきことがたくさんあります。私たちのバリューに共感し、それを自分の仕事の中で体現できる方であれば、必ず活躍・成長できる環境だと思います。

少しでも興味ある方、まずはカジュアル面談を申し込んでください!必ず魅力を感じてもらえると思います!