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“企画段階から成果につながるところまで”伴走する。内製パートナーならではの価値提供

Interview

Yoshiyuki Kajiwara

Senior Data Scientist

Profile

大手ITサービス企業に新卒入社。動画配信サービスにおける推薦モデルの開発およびデータ分析基盤の構築に従事。その後、外資系大手コンサルティングファームにて、大手電力会社のDX推進を担当し、複数のAI開発プロジェクトをリード。2022年にInsight Edgeへ参画。主にショップチャンネルおよびインフラ事業におけるDX支援に従事。

経営と現場をつなぎ、DXを前に進める役割

現在の仕事内容について教えてください

現在は、住友商事グループのジュピターショップチャンネル株式会社に対する、伴走型DX支援に携わっています。(※)
ショップチャンネルは、24時間365日生放送の通販専門チャンネルを運営しており、年間約180万人の顧客データや、番組・商品・購買に関する膨大なデータを保有しています。一方で、そうしたデータをより活用していく余地があり、2024年に新設されたデータ戦略部の立ち上げ段階からInsight Edgeとして支援しています。

私自身は、経営層や現場担当者の間に立ち、双方の視点を繋ぎながらプロジェクトを推進する役割を担っています。住友商事の主管部(事業会社を統括する部門)やショップチャンネルの経営陣の方々とも連携し、経営が目指す方向性と現場で起きている課題の両方を踏まえながら進めています。
具体的には、各部署へのヒアリングを通じた課題整理や中長期ロードマップの策定といった最上流のフェーズから深く関わっています。データサイエンティストという技術職でありながら企画段階から入り込むことで、顧客の真の課題がクリアになり、より現場に刺さるデータ分析やAIモデルの構築、アプリの作成といった技術的なアプローチに直結させることができています。

さらに、私たちが単に分析や開発を代行するのではなく、データ戦略部の皆さんが最終的に「自走できる状態」を目指しているのも大きな特徴です。初期段階では部内に十分な分析スキルがなかったため、座学研修やOJTを通じたハンズオンで分析手法を伝えていきました。
私たちが分析やエンジニアリングの知見を提供する一方で、ショップチャンネルの皆さんからは深い業務知識を学ぶという、相互に知見を共有する形でプロジェクトを前に進めています。

現在では、複数のシステムが実際の業務で活用されています。たとえば、これまで手作業で行っていた番組編成業務をAIで支援する取り組みでは、業務効率化に加え、売上向上にもつながる成果が見え始めています。その他にも、コンタクトセンターへの入電数予測や、商品販売テキストの自動作成など、現場業務に根差した取り組みを進めています。
当初は「自分たちでDXを進めるのは難しい」と話していた方々が、今では自らプログラムを書いたり、「こういうこともデジタルでできるのでは」と提案してくださるようになりました。スキル向上だけでなく、自信やオーナーシップが育っていることにも、大きな価値を感じています。

▼※本取り組みについてはこちら
https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/enrich/contents/0126

Insight Edgeの特徴について教えてください

企画段階から実装、定着、そして成果が出るところまで一気通貫で関われることだと思います。
技術者の仕事では、要件がある程度固まった後に「こういうものをつくってほしい」と依頼されるケースも少なくありません。また、PoCや技術検証だけを行い、その後の開発や運用は別のベンダーに引き継がれることもあると思います。

その点、Insight Edgeでは、最初の課題整理や企画段階からプロジェクトに入り込み、実際にエンジニアチームと一緒に形にし、現場で使われ、成果につながるところまで伴走できます。ショップチャンネルの番組編成支援でも、実際に現場で使っていただいている様子を見たり、感謝の言葉をいただいたりする一方で、「このケースではどうすればよいか」といった具体的なフィードバックを長期的に直接受けられます。良い面も課題も含めて、ソリューションが現場でどう使われているのかを実感できるのは、大きなやりがいです。

もう一つ大きいのは、外部ベンダーではなく、住友商事グループの内製パートナーとして関われることです。住友商事の主管部や事業会社の経営層と近い距離で会話しながら、事業の方向性や中期経営計画なども踏まえてDXを推進できます。経営レベルの情報や現場のリアルな課題の両方に触れながら、上流から取り組める環境は、なかなかないと思います。

Insight Edgeのバリューである「やり抜く」「やってみる」「みんなでやる」も、日々の仕事に自然と根付いています。企画段階ではコンサルタントやデザイナー、住友商事のメンバーとチームを組み、川上から川下まで、社内外のメンバーとワンチームでやり切れる体制があることは、この会社ならではの魅力だと思います。

技術にも、事業にも、プレイヤーとして向き合いたかった

Insight Edgeへの入社を決めた理由は?

当時は、今後のキャリアを考える上で実現したい環境が大きく2つありました。

1つは、「もう少しプレイヤーとして技術に向き合いたい」という思いです。前職ではマネジメント業務の比重が徐々に大きくなっていたため、データ分析や実装に自分自身で深く関わりながら、現場で価値を出していける環境を探していました。

そしてもう1つが、インサイダーに近い立場で中長期的に事業へコミットしたいという思いです。前職のコンサルティングファームで事業会社とのジョイントベンチャー(JV)にアサインされた際、事業に深くコミットする面白さを経験しました。ただ、コンサルティングファームの標準的なスタイルとしては、短期プロジェクトを外部からの支援者として転々とするケースが多く、長期的なキャリアが描きづらかったんです。そのため、JVで味わった「インサイダーとして長期的なリレーションシップを築く働き方」が、会社のスタンダードになっている環境で働きたいと考えていました。

Insight Edgeは、まさにその2つの希望に合致する環境でした。

住友商事グループの内製パートナーとして、経営や現場と近い距離で伴走しながら、長期的に価値創出へ関わることができる。それに加えて、少数精鋭のチームでプレイヤーとして思う存分価値を発揮できる環境があること、そして管理職ではなく「プロフェッショナル」としてのキャリアパスも用意されている点が、私の探していた環境そのものでした。

加えて、技術的な自由度の高さも入社の決め手の一つです。
実際に入社してみると、想像以上に自由度が高く、良い意味で驚きました。例えばAWS環境でも、利用できるサービスに細かな制約がほとんどなく、必要だと思った技術を自分たちで試しながら進めることができます。開発環境についても過度な制限がなく、ユーザーにとって最適なものをどう実現するかを軸に技術選定できる環境だと感じています。近年では、生成AIの技術についても最新のものを全社的に随時取り入れています。

プレイヤーとして技術に向き合いたい、自分の意思で挑戦したいという思いに対して、入社前後でギャップはほとんどありませんでした。今も、少数精鋭のプロフェッショナルチームの中で、現場に入り込みながら主体的にプロジェクトを推進できる環境だと感じています。

入社後、印象に残っているエピソードがあればお聞かせください

入社後に印象的だったのは、「人のあたたかさ」かもしれません。

入社して数ヶ月ほど経った頃、当時のCTOと面談する機会がありました。ちょうど子どもが生まれたばかりのタイミングだったのですが、「大変でしょ、無理しすぎないでね。」と、とても自然に声をかけていただいたことを今でも覚えています。

また、入社時には歓迎会を開いていただくなど、温かく迎えていただきました。
もちろん、仕事に対してはプロフェッショナルでありながら、困っている時には自然と声を掛け合える。そうした人との距離感やカルチャーは、入社後に改めて感じたInsight Edgeらしさだと思っています。

“何をつくるか”より、“何を解くべきか”を考えられる人

Insight Edgeにマッチすると思う人について教えてください

一言で言うと、「感じよくコミュニケーションが取れる人」がとてもマッチすると思います。これには、対ユーザーのコミュニケーションと、社内のチーム連携という2つの側面があります。
まず対ユーザーの観点では、Insight Edgeの仕事は、単に技術だけを扱う仕事ではなく、ユーザーと対話しながらプロジェクトを進めていきます。そのため、高い専門性を持っていることはもちろん大切ですが、それ以上に、相手と信頼関係を築きながら進められることが重要だと感じています。

データサイエンティストであっても、分析だけできれば良いわけではありません。ユーザーへのヒアリングを通じて課題を整理し、仮説やゴール設定を行い、それを分析課題へ落とし込んでいく力が重要になります。特に生成AIが普及した今は、「コードを書くこと」そのものよりも、「何を解くべきかを定義すること」や、「ユーザーと合意形成しながらプロジェクトを前に進めること」の価値がより高まっていると感じています。

そしてもう1つが、社内でワンチームとして働く上での観点です。 Insight Edgeのプロジェクトでは、様々な職種のメンバーと協力して進めます。そのため、社内のメンバーとも上手くコミュニケーションを取りながら、お互いに助け合ってプロジェクトを進める姿勢が求められます。ここでもやはり、「感じよくコミュニケーションが取れる」ことが重要になってきます。 どんなに技術的に優れていても、「自分の担当範囲だけをやる」というスタンスでは、あまりフィットしないかもしれません。お互いの専門性や役割をきちんとリスペクトしたうえで、困っている時は助け合いながら仕事を進める姿勢が大切にされています。

だからこそ、ロジカルに考えながらも、相手の意図を丁寧に汲み取り、チームで価値をつくっていける人は、非常に活躍しやすい環境だと思います。

今後の展望は?

住友商事は「デジタルで磨き、デジタルで稼ぐ」を経営方針の1つに掲げています。これまでInsight Edgeは、主に「デジタルで磨く」という観点で、既存事業のバリューアップに取り組んできました。そこからさらに一歩進み、「デジタルで稼ぐ」という、新しい事業や収益モデルを創出する領域にも挑戦しています。

例えば、現在取り組んでいる番組編成最適化のようなソリューションも、単に1社向けの取り組みで終わるのではなく、業界全体へ展開できる形に広げていける可能性があると思っています。当社が手がけた仕組みやノウハウが、将来的に業界標準のような形で広がっていく。そんな未来を実現できたら面白いですし、自分自身もそこに関わっていたいと思っています。

また今は、住友商事グループのアセットや事業基盤を活かしながら、これまで以上に大きなテーマへ挑戦できるフェーズに入っていると感じています。単なる業務改善ではなく、新規事業や新しい価値創出につながる取り組みに関われる機会も増えてきました。

だからこそ、「技術を使って何を実現したいか」を持っている人にとっては、とても面白い環境だと思っています。

入社をご検討されている方に向けて、メッセージをお願いします

Insight Edgeは、技術的な自由度が高く、プレイヤーとして主体的に価値を出していきたい人にとって、とても面白い環境だと思います。
企画段階からプロジェクトに関わり、実装して終わりではなく、実際に現場で使われ、成果につながるところまで伴走できる環境は、なかなか多くないと感じています。

また、住友商事グループの幅広い事業領域を舞台に、大きなテーマや新しい挑戦に関われる点も魅力の一つです。単なる業務改善だけではなく、新規事業や価値創出につながるテーマも増えてきており、今後さらに面白くなっていくフェーズだと思っています。もちろん、裁量が大きい分、自分で考えて動くことは求められます。ただ、その分、自分の意思を持って挑戦したい人にとっては、大きなやりがいを感じられる環境だと思います。

もし少しでも興味を持っていただけたら、ぜひカジュアル面談で気軽にお話しできれば嬉しいです。